君は太平洋を見たか 僕は日本海を見たい
中部横断自動車道は、長野県小諸市から静岡市清水区を南北に結ぶ高速道路で、2021年9月に全面開通となる予定とのこと。
調べてみると、2002年に白根IC-双葉JCT間が開通してから、約20年の時を経て、ようやく全面開通を迎える。1987年に構想が閣議決定されたとあるので、構想からは約35年になる。
この道路のキャッチコピーが『君は太平洋を見たか 僕は日本海を見たい』である。
さて、日本海富山湾の早月川河口をスタートして、太平洋駿河湾の大浜海岸をゴールとする全長 約415km、累計標高差 約27,000m 8日以内に走破するTJAR(トランスジャパンアルプスレース)という大会があることをご存知でしょうか?
まさに、上記キャッチコピーを体現したかのような大会です。
以下、HPからの引用。
コンセプト
TJARの創始者である岩瀬幹生が夢見た、3つのあるアルプスを繋いでの日本縦断。これを仲間と競ってみたい。
そのスタイルは、多くの助け(エイド・サポート)を受けてのチャレンジではなく、自らの力で走破することを目指しています。
限りなく自己完結したスタイル。山岳、気象、装備、危機管理、体調管理など様々な面において、非常に高いレベルの知識と経験を求めます。
トレイルランニングをイメージする人も多いですが、考え方のべースはランニングではなく、登山そのものです。
なんらかの事故やトラブルが起きても、全て自己対応となります。
まずは、余裕を持って山で生活、行動できること。この資質を見極めるために、参加要件として少々厳しい条件を掲げました。趣旨をご理解の上でのチャレンジをお待ちしています。
(引用終わり)
上記からも、超過酷なレースであることは容易に想像できます。
皆さんもご存知のように、日本海から太平洋へ縦断するには、北アルプス、中央アルプス、南アルプスと3000m級の山脈を越えていかなければなりません。
また、山小屋等での宿泊は禁止で、テント泊。大会が行われる8月のお盆時期は台風等の影響もあります。
そんな大会ですから、参加するにも様々な条件をクリアした超人30名のみとなります。
大会自体は2年1回開催されており、本来は昨年2020年にTJAR2020が開催される予定でしたが、新型コロナの影響で、1年延期となりました。
そのため、今年2021年8月7日〜15日にかけて開催される予定です。
ただ単純にスゴイと思える大会なので、注目してもらえればと思います。
また、私自身趣味でマラソンを走っております。
この1、2年間は新型コロナの影響で、ほとんどのマラソン大会が中止となっていますが、コロナ前は年1、2回フルマラソンの大会に参加していました。
マラソン大会にも種類があって、5km、10km、ハーフマラソン、フルマラソン、ウルトラマラソン(100km等)、山を舞台とするトレイルレース、スカイレース等です。
私自身は、平地でのフルマラソンがほとんどで、トレイルレース等には参加したことがありません。
ただ、映像で見るレースの様子が好きです。
山を舞台としているので、登った後の景色、雪の残るコース、傾斜の急な登り、山ゆえに地面が石ででこぼこなのに、飛ぶように猛スピードで降っていく選手。
普通の人には無理です。大怪我して、途中リタイアです笑
マラソンに関する話題は、今後も少しずつ紹介していきたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。